予防接種
予防接種について
あなたの大切なペットは、たとえ具合が悪くても
言葉を発して訴えることはできません。
予防が大切な理由
あなたの大切なペットは、たとえ具合が悪くても
言葉を発して訴えることはできません。
ワンちゃんネコちゃんの寿命は、人間と比べると短く、また病気の進行も早いです。
また、言葉で意思疎通を明確にはかれないため、病気を早期段階で発見することが非常に難しいのです。だからこそ、予め、様々な病気や寄生虫からペットを予防する事が非常に重要になってきます。
大切なペットを守る上でも、動物病院で定期的にワクチンの接種や検診を受けましょう。
予防ワクチンの種類
狂犬病予防接種
狂犬病は、発症してしまうと治療法がありません。発症した場合は、100%死に至る病気です。
ですから、毎年1回の予防注射が法律で義務づけられています。
混合ワクチン接種
季節や年齢に応じてかかる可能性のある病気の予防になります。
中にはワンちゃん同士でも感染する危険性があるものもあり、死亡率が90%以上の病気もあります。
きちんと予防する事で感染を防げますので、大切な家族が長く健康でいられるために、動物病院で前もってワクチンを投与してあげることが大切です。
当院では、大切なペットの生涯ワクチン計画など、アドバイスをさせていただいております。
ご不明点等ございましたら、一度うりゅう動物病院までご来院ください。
フィラリア予防
蚊の吸血によって感染する病気です。
15~30センチ位の糸状の虫(犬系状虫)が心臓に寄生するため、治療が極めて困難となります。
蚊の多い日本ではかかる可能性が高い為、予防薬の投与が必要となります。
症状
- 呼吸困難
- 咳
- 嘔吐
- 食欲不振
- 体重減少
- 突然死 ※悪化していた場合
蚊が発生する時期の1ヶ月以内から、活動終了後の1ヶ月以内まで、毎月1回の予防薬の投与が必要です。
地域によって、蚊の活動期間が異なりますので、獣医師までおたずね下さい。
※お薬を飲ませにくい場合は、背中に垂らすタイプもありますので、お気軽にご相談下さい。
ノミ・ダニ予防
手を広げてあげた時に隙間に黒いポツポツが見えたり、ブラッシングの時に黒いゴマのようなものが落ちてきたら、ダニが寄生している可能性が高いです。目に見えるダニは、氷山の一角(全体の約5%)といわれ、その他の95%は、隠れていると言えます。
散歩などの外出で、室内にダニやノミが持ち込まれます。
一端家の中にノミなどが入ってしまった場合、カーペットや畳に卵を産みつけ、その数はどんどん増えます。完全に駆除するのにかなりの時間と労力がかかり、しっかり予防しないと飼い主さんに最も影響が出る寄生虫です。
首に垂らすお薬や、身体にスプレーするお薬があります。殺菌効果は約2~3ヶ月ほどですが、ペットの種類や大きさによっても効果が異なりますので、適切な処方を、獣医師におたずねください。